スーパーと大学は冬の時代~その2

「スーパーと大学は冬の時代」について、もう少し。

銀行や企業ばかりでなく、大学やスーパーも生き残りをかけ、吸収合併が増えていることは、前回の記事に書いた。

取り敢えずは大学に話を絞ろう。
某総合大学に吸収された知人の母校は、単科大学ながら業界では長い歴史と伝統を持っていたと言う。
が、こうまで大学が増える(=大衆化する)と、その「歴史」も「伝統」も、以前ほど価値があるものではなくなるのでは?
となると、学部数も学生数も多い大学の方がインパクトも強いだろう。

ここいらスーパーマーケット界と全く同じ。
もうこれだけスーパーが多いと、「安い」だの「品揃え豊富」だの「産地直送」だの「きめ細かいサービス」だの、当たり前のことになってしまう。
こうなると、一括大量仕入れが出来たり、ホームセンターとかディスカウントショップとか専門店とかと組める大型店の方が羽振りをきかせるわなあ。
小さいスーパーにそれなりの良さはあっても。

デモンストレーター派遣会社もそう。もともと個人経営や小規模の会社が多く、多分これからはお互いに歩み寄って「吸収・合併」をしながら、生き残るところが生き残ると思うね。

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