ノスタルジーが売上に関連~パート2

人は各々(おのおの)のノスタルジーを刺激されて心が動き、それが販売業の場合には己が担当する商品を購入して下さることにもつながると、昨日の記事に書いた。
だから、郷土色強い商品を扱うときには、いっそ観光ガイドになったつもりで、商品が生まれ育まれたその地をリサーチしてみるのも悪くないと。

が、ここで、課題が出てくるんだな。
リサーチして得た、地域に関する情報と担当商品とをどう結びつけ、 いかに宣伝するか。
得るものは実り豊かなのに出るものは貧相。これじゃ、売上は期待出来ないよ。

私は、まず、旅行会社が制作したその地のパンフレットを参考にさせてもらったら良いと思う。
見出しのヘッドコピーから始まる旅行地の紹介文を書いているのは、文章のプロたるライター。そりゃ、あなた、文章の素人たる我々が考え付きもしない豊富な語彙と表現法を駆使し、知らず知らずのうちに人を惹きつける説明文を書いていますよ。これを参考にさせてもらわない手はない。
しかも、商売トークとして現場でだけ使わせてもらう、それもアレンジした上でのことなら、著作権法などには問われないしね。

私が、昨日の記事で話した、北海道産の乳製品宣伝販売のメイントークが、まさにそれ。
「◯◯◯は、土作りからこだわって、牛乳を作っています。良い土には良い草が生え、その良い草を食べた牛さんは良い牛となって良いミルクをだしてくれます。それが、この◯◯◯牛乳です」。

受けるこのトーク
ここの会社のホームページを見ていて考え付いたアレンジセリフなんですよ。