コロナ鬱から逃れる

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このところ、2時間か3時間かは、ずっと京の町散策。
コロナ鬱から束の間でも逃れるためだが、今日は雨ということもあり、家の中でじっとしていよう。
足湯をしながら、大好きなアガサ・クリスティのミステリーを読んだり、こうしてブログを書いたり。


コロナに関しては、感染者が出るたびに、
「どこの誰それ?」
だの
「こんな時期にどこをウロウロしていたの?」
だの、いろいろ詮索され、まるで感染者自身に非があるようなコメントが飛び交っているけれど、まあ、このように大半の人がコロナを「自分だけのこと」ととらえているうちは、収束しないだろうなあ、、、。
だって、感染防止への協力体制がとれないもの。
コロナを「全体のこと」と認識してこそ、「では自分に出来ることは何か」と、人間は考え、自発的に防疫するようになるのだ。


写真は、言わずと知れた紫式部と同じ平安時代の公卿にして文人小野篁(おののたかむら)の墓地。
目立たない場所にひっそりとあるためか地元の人ですらほとんど訪れず、古典や能に関心がある人には穴場の観光所だ。