鞍替えは口にするだけなら簡単だけれど、、、。

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昨日の記事で、来月の6月もデモンストレーター界の状況が変わらなければ、鞍替えを考えていると書いた。

 

しばらく経って、
「いや、待てよ」
と、脳がクェスチョンマークを出した。


「どんな仕事でも、それなりにカタチになるには10年かかる。だとしたら、63歳の今から新しい分野にトライしてもなあ、、、」。


実際、今、コロナ禍で仕事を失った飲食業の人にトラックドライバーへの転身を考えている人が多いのだが、当の業界にしてみれば、
「(トラックドライバーの)経験者ならともかく、全くの畑違いから入ってこられるのは、ベテランが新人に仕事を教える時間をとられるため肝心の業務に支障をきたす」
という点で、正直、迷惑なのだそうな。


わかる!
トラックドライバーの仕事は、運転免許だけ持っていれば出来るわけではないからね。
荷物の積み方やおろし方、運転ルートの組み立て方などにルールやコツもあるし、運転自体にもその仕事ならではの細かい技術が必要とされるだろう。
つまり、ほとんどの仕事同様、慣れるまでは先輩がついていないとダメなのだ。
そりゃ、業界からは
「このクソ忙しいのに新入りを指導していられるか」
の声があがって当然だろう。


鞍替え。
口にするだけなら簡単だけれど、、、。


写真は、5年前に写した、京都の葵祭り。
今年はコロナ禍で中止になった。