コロナ禍で習い事教室の今後は?

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久々の、それも二日連続の仕事はこたえた。

 

月曜日は、最低限のことを済ませたあとは、のらりくらり。

これだけ横着をしても、まだまだ眠気と倦怠感が残っていた。
火曜日はまた仕事なのに、、、。

 

もっとも、仕事自体は楽しい。この二日間、懐かしい面々とも再会した。
全員がマスクにフェースシールドだったので、最初は誰だがわからなかったけれど。

 

そのうちの1人、ミヨシ(仮名)さんは、私がこの仕事を始めた頃からいろいろと面倒をみてくれた大先輩(派遣会社は別)。年齢は15歳くらい年上だ。
とすると、彼女、現在ではもう80歳近い?

 

デモンストレーターであると同時にある習い事の師匠でもあり、と言うより、デモンストレーター業を始めた(約40年前)きっかけそのものが、当時は趣味で習っていたこの習い事にかかる費用を稼ぐためだった。

 

念願かなって師匠の免許を得、教室を開くことも出来たミヨシさん。教室にはたくさんの生徒さんが通い、盛況をきわめていたが、このコロナ禍でずっとお休みとなった。

 

ミヨシさんは、自身の年齢のこともあり、今後はどうしようかと思案中だとか。
「実は、5年くらい前から、家族の体調や何やで、教室を続けるか閉めるかで迷ってきた。それもあり、コロナでこうなってしもうたんやし、、、との気持ちはある」

 

ただ、閉める場合には、生徒さんを一方的に放り出すわけにはいかないから、その後の生徒さんの受け入れ教室を確保する必要がある。
それが、コロナ禍の今では難しくなった。どの同業者も休んでいて、再会の見通しすら立たない有様だから、仮にミヨシさんが教室を閉めるとしたら、生徒さんは行き場がなくなってしまうのだ。
ここにもミヨシさんの苦悩がある。

 

こんなふうに、このご時世、コロナをきっかけに自分の身の振り方をあらためて考えている人は多いだろう。

写真は、1番上と真ん中の孫。