(注)1月29日に書いた記事。
緊急事態宣言を出しても一向にコロナ禍は衰えず、感染者数も減らない昨今。
当然ながら、オカミの
「不要不急の外出を控えて。極力、家にいて下さい」
の呼びかけも一段とトーンが上がり、もう声も枯れんばかりだけれど、ううむ、、、メンタルケアの面からも、この巣篭もり要求、もう限界に近くなっているよ。
私という人間を知っている人なら納得して下さるだろうけれど、私はもともと典型的なインドア派である。
ぶっちゃけ、芋や大根、豆、鶏ガラなどをコトコト煮込むそのそばで、本を読んだり、音楽を聞いたり、文を書いたり、たまに映画を観たり、そういうことが大好きなタイプなのだ。
当然、籠る(こもる)ことも「超・超・超」大好き。
1日の終わりに、「度数20の麦焼酎6、お湯3、レモン汁1」で割った、誰かさんいわく「酒の味がついたジュース」を500ml容量の保温マグにつめ、読みかけの本やら手帳やら筆記用具やらもちろんスマホやらを一式入れた「お篭りグッズバスケット」を携えて2階の寝室に上がり、籠る。
ここから眠るまでの約2時間が、我が「至上の時間(とき)」で、これを味わっているさなか、我が脳にはアドレナリンが出まくり、時に忘我の域に達しているくらい。
それなのに、こんなにまでお篭り人間の私でさえ、あまりに家中「だけ」にいると、次第にメランコリックな気分におそわれてくる。
これは、なぜ?
考えていても堂々巡りをするだけなので、昨日、2時間ほど散歩に出かけた。
なお、お篭りとは対極にいるタイプが、いかにオカミからのお達しとは言え巣篭もりを強いられるその苦痛。
想像してあまりある。
写真は、散歩途中に寄った妙顕寺。