(注)5月21日に書いた記事。
緊急事態宣言が6月20日まで延長されそうとのこと。
その場合、また仕事キャンセルだな。
まあ、明日と明後日のデモは実施されるらしい(ホッとしている。月末の土日の仕事のキャンセルが決まったところだったので)。
「もうホンマ、政府の無能ぶりにはあきれるワ」
先だっての現場で同じ部署に立っていた他社のデモンストレーターは、数日前に怒りの電話をよこした。
「こうなったら、せめてオカミから貰えるものは貰わないと」。
そう。彼女が所属する派遣会社もデモンストレーターを業務委託扱いしているため、彼女は個人事業主なのだ。もちろん(?)、昨年から支援金の対象となるものはすべて申請し、支給してもらっている。
もっとも、この様々な助成金とて課税の対象になっているから、けっきょくは来年の2月か3月の確定申告時に然るべき金額をオカミに納めないといけないんだよねえ。
その時に仕事があって収入があればよいが、そうでなかったらキツいわなあ、、、。
私の場合、せめてもの救いだったのは、コロナ禍がおこった時点で、ローンをも含む「借金」がゼロだったこと。
最後のローンを払い終えたのは60歳の暮れで、通帳に記載された記録を眺めながら
「もう年金(正社員時代の厚生年金)を支給される年齢になったんだからローンなどは辞めておこう」
と決めたものだ。
残りの定期支払いは保険金のみだけれど、、、これが一つの方は70歳まで続く。
はぁ、、、。いま解約するといくらも返ってこないしな。
まあ、いろいろと考えても仕方がないから、雨があがっているうちに散歩に行こう。
歩いていれば、少し考え方も状況も変わってくるかも知れない。
写真は近所の空き地。
草ぼうぼうになったので、近辺の誰かが土地を管理している不動産屋さんに電話を入れたのだろう。先日、スーツ姿のお兄さんが3人も来て、その格好のまま無心に草抜きをし、幾つもの袋につめていた。
お兄さんたちにとっても、良い気分転換になったはず。
同時に、勇気をもらったはず。
雑草って、過酷な境遇の中でも土中に根を張って生き延びる。逞しいのだ。
その原初的なまでの逞しさが、現在では眩しい。