血圧つながりで思い出したデモ2つ〜豆板醤とグレープフルーツ

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(注)7月7日に書いた記事。

 

血圧つながりで思い出したデモが2つ。


1つ目は、滋賀県の京阪京津線沿いにある某スーパーで実施した豆板醤のデモ。


もやしと豚肉の炒めものを味つける調味料に豆板醤を使って試食を提供したところ、大好評で、豆板醤自体も驚くほど売れた。
我がデモ体験では、豆板醤は決して売れるタイプの商品ではないのだが、当日のデモは店側、と言うより実施店舗も含むスーパーチェーン全体の「減塩キャンペーン」の一環であることを知らされていたので、口頭で積極的に
「醤油の代わりに豆板醤を使うと減塩になる」
とPRしたら、これがお客様に受けに受けたのである。
「私は血圧が高いから、あまり塩を摂ってはいけないのよ」。
そのさまを前に
「血圧や塩分を気にしている人、多いんやなあ」
と、自分が高血圧であることを知らなかった私は、単純に思ったものだ。


2つ目は、大阪北部の大型スーパーでのグレープフルーツのデモ。
試食を薦めても
「ウチ、食べられへんねん。血圧の薬を飲んでいるんで」
と断られるケースが多く、これまた単純に
「血圧の薬ってグレープフルーツと相性が悪いんや。何でやろ? そう言えば、ネットニュースで、近年の売れない果物にグレープフルーツがランクインしていると紹介していたぞ。売れない理由にそれがあるんかなあ」
と思った。


血圧。
現在より遥かに貧しかったとされる戦前、あるいは戦後10年から15年ほど経った昭和30年代半ば頃まででも、その数値はこんなにも人々の間で話題にのぼっていたのだろうか?
いや、かつては血圧は「年齢+90」とされていたから、現在ほど高いの低いのと言っていなかったんじゃないかな?


降圧剤は脳梗塞を引き起こしやすいと警告を鳴らしている医師もいるし、もう、何が何だかようわからん!


写真は、グレープフルーツベースのカクテルの中では1番知られているであろうソルティ・ドッグ(Wikipediaより)。
グレープフルーツと塩のコンビが絶妙で、大好きなカクテルなのに、降圧剤が必要となった現在では、この先も生涯にわたって飲めないのだろうか。