(注)9月9日に書いた記事。
以前に書いた。仕事を通じて出会った、舌がんのご主人を支える奥さんのこと。
その献身的な姿には感動したが、その時点でも、意地悪いかも知れないと思いつつ、ふと、こう想像した。
「これが逆だったら?」
と。
がんに限らず、他の、例えば心臓病でも脳梗塞でも、重篤な病を患った場合に食事療法はつきもので、それは、塩分や糖分その他さまざまな制約があることがほとんどであるため、時間も手間がかかりがち。
ふだん台所仕事をしていない人は、通常の食事を作るだけでも、慣れないゆえにかなりの困難さを伴うのに、療養食ならなおさらに違いない。
本当に、病に倒れた妻に療養食が必要となった時、皆さん、どうやって乗り切っておられるのだろう?
もしかすると、今後はこういう課題に対応した食製品も注目されるかも知れない。
写真は、この夏、我が家のプランターに咲き誇った日日草。