すじ肉の時短処理

繰り返すが、昨日の試食メニューはどて煮(販売商品は某社の味噌と醤油)。
この仕事の依頼を受けた時点で、私を悩ませていたのは、
どて煮に欠かせないすじ肉の下茹で時間をいかに短縮するか、ということだった。
試食だけでなく販売も要求されるデモンストレーターには、試食にあまり時間をかけられない事情があるのだ。

ご存知のように、すじ肉の下茹で処理は時間がかかる。ゆえに、圧力鍋を使う人が多いのだけれど、まさか仕事場に圧力鍋を持ち込むわけにはいかない。
「何とか普通の鍋ですじ肉を速く柔らかくする方法がないものかなあ」と、ネット検索をかける日が続いた。

すると、ほどなく、とある料理サイトで、こんな裏技が紹介されていた。
「15分くらい下茹でしてアクをとったあとのすじ肉を、さらに15分、ビール、または炭酸水で煮込む」。

さっそく実験したところ、大成功。
この仕事のおかげで、また一つ、物知りとなった。
ネット情報社会だからこそ、出来たことだが。