ネットへの苦手意識。

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ネットで持続化給付金を申請していて、あらためて痛感しましたね。
「私は、基本的に、ネットが苦手なタイプだ」
と。


(ネットを)全く受け付けない(メールの送受信すら出来ないなど)くらいに、すなわち「ものすごく」苦手なわけではない。
ネットショッピングをはじめ、交通チケットやホテル、レストランの予約、預金通帳への入出金のチェック、時刻表検索など、日常生活にも大いに活用している。
もちろん、SNSにも。家族や親戚との連絡も、現在ではほぼ100%がLINEを通じて行っている。


それでも、
「私、ネットはダメだわ」
と強烈に感じる時がある。
画面にエラー表示が出た時だ。


エラー表示。サイトによっては、不気味な警告音と共に、画面に毒々しいまでの迫力を持って現れる。
その都度、ドキッとし(たまにキョトンとし)、次の瞬間、疑惑と共に恐怖にとらわれる。
「どうしてぇ、、、?」


エラーが続くと、今度は怒りの感情が沸き起こり、さらに続くと、悲しみに襲われる。
「私、ちゃんとやってるやん。操作、間違ってへんやん。やのに、何でぇ、、、」。
最悪の場合は、こちらの存在そのものまで否定されている気持ちになってくる。


エラー表示程度で、なぜかくも心を乱されるのか?
それは、根底に、ネットに対する自信のなさ=苦手意識があるからだ。


どこかに
「ネットって面倒くさいなあ。一文字タイプミスしたり、大文字と小文字を取り違えたり、ハイフンなんかの記号をうち忘れたり、こんな些細な違いでも、ノーはノーだもんなあ。対面や、せいぜい電話なら、相手をする人間の方で気づいて訂正してくれて、それでスムーズにことが運ぶのに」
との思いがあるので、「ルール通り」ならびに「完璧」を要求するネットに、根本のところでなじめないのだ。


ううむ、、、。


とは言え、世にネットが占める割合は、この先も増えはしても減ることはないだろう。
苦手苦手と嘆きつつも、考え方を変え、自分なりにうまく付き合っていくしかないのだろう。


写真は、1番上の孫と真ん中の孫。
生まれた時からネットに囲まれた中で成長した彼らが成人した時、ネットを使いこなせない輩はどうなって暮らしていくのだろう。