山菜もアクを抜かない〜アクも風味のうち

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3月22日に大腸検査を受けた結果、肛門近くに多くのポリープがみとめられた夫の最終報告が、今日ある。
すなわち、良性か、悪性(ガン)か。


夫は、悪性だと判明したら、治癒率95%と言うガン患者の会に加入し、徹底した玄米菜食をすると語る。

もう本人に任せよう。


結果、うまくいけば、それでいいし。


そもそも、本人が納得しないまま病院に縛り付けてもストレスが増し、かえって症状が悪化することは目に見えている。


プラス、夫に渡された玄米菜食の料理本を読を進むにつれ、
「あ、なるほど。これは確かに」
と、我が身で試し、目からうろこの箇所があった。


それは、食材が仮に山菜であっても
「水にさらさない」
「アクを抜かない」
の2点。
たまたま、この1日と2日の現場に春フキが売られており、買って帰って、茎はそのままスライスしてサラダに、葉もそのまま粗みじん切りして佃煮にしてみた。


美味しい!
フキ特有のほろ苦さはあるけれど、そこがかえって美味しい。
フキならではの風味。
仮に水にさらしてアク抜きをしていたら、味も香りも半減していただろう。


繰り返しになるが、もともと和食党で、かつ、肉や魚は決して嫌いではないものの胃腸が丈夫でないこともあって量を食べられず、基本的に動物性タンパク質は卵と乳製品から摂る食生活を送ってきた私にとって、玄米菜食は全く苦痛ではない。


妻の私も意識改革をしないといけないところだ。


写真は、夫から渡された玄米菜食の料理本