案内専門の従業員を置いては?

デモンストレーションを実施する店舗やその店内の場所によっては、試食品を作っている時でも、ひっきりなしにお客さんに尋ねられるケースがある。
「この商品、どこにあるの?」
「ここの棚の鍵、開けてくれない?」
とか何とか。

そのたびにそこの店員さんに、尋ねたお客さんをつなげるのだが、昨今の人手不足でそれがうまくいかないこともしばしば。

仕方なく、
「ごめんなさい。私はこの店の店員じゃありません」
やら
「Sorry, I'm not a clerk at this store」
やら言って勘弁してしてもらうが、重なるとうんざりしてくる。

プラス、言ったところで、実際にはそこの店の商品を売っているのだから、お客さんにすれば納得がいかず、下手をすればクレームがくるだろう。

こちらの業務は試食販売。こんな状況が続けば本来の仕事に集中できない。販売以前の問題だよ。似たことは、実はホームセンターでもよくあること。
ホームセンターも、例にもれず人手不足で、店員さんは少ない。

ついでに、その店で働いている人も
「これを何時までに棚に並べてしまわなあかんのに(お客さんの質問で)仕事を中断されて、、、。もう少し、自分で探す努力をしてね」
と、内心では舌打ちしたくなる時もあるのでは?

ならば、いっそ「案内係」と腕章をつけた案内専門の係を設け、常に店内を巡回してもらったらどうだろう?

「えっ、小売業界は戦国時代やのに、そんな係、雇うゆとりはないよ」
となる?

ならないでしょ。主に本社が担う管理業務はどんどんAI化が進んでいる。
ロボットが出来る仕事は彼らにやってもらい、余った人員を案内係にしたらいいのではなくて?