夢を叶えるもとは執念

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2年前の今日、書いた記事。


9年前、近畿地方にある某県の店で、ペアを組んで洋菓子のデモをした女性は、演劇を志していた女性。
彼女も語っていたな。
「宣伝販売の仕事は人間観察に持ってこいですね」
と。


芝居をやっているだけあって、均整の取れた身体つきで、とても姿勢がよかった彼女。あれから11年。彼女はどうなっただろう? 個人的には、何とか踏ん張って、執念で夢を果たしていて欲しいと願っている。


はあ。執念なんですよ、夢を叶えるのは。
演劇に限ったことではない。音楽でも、お笑いでも、文学でも、漫画でも、芽が出て認められるために必要な最大のものは、究極のところ、執念!


いや、一般の職業でもそうだぞ。
起業したり開業したりして、経営を軌道に乗せるまでは、「我慢」と「執念」。


いずれにせよ、目標を持って生きることは、素晴らしいことだ。


写真は真ん中の孫。

「モンスーン・ウェディング」(2001年、ミラ・ナイール監督)に考える。

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「モンスーン・ウェディング」(ミラ・ナイール監督、2001年、インド、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ)。

 

(あらすじ)
インド北西部のパンジャブ地方を舞台に展開される、1人娘の結婚をめぐる人間模様を描く名作。


放送局に勤めるアディティ・ヴァルマーは、妻子ある上司との不倫の恋に疲れ、親が決めてきた縁談を受けることに。


結婚式にのぞむため、オーストラリアに留学しているアディティのいとこなど親戚が世界中から集まってくる中、やはり不倫相手への未練が断ち切れないアディティ。
それでも、彼の身勝手さや親が選んだ花婿へマント・ライの誠実さに次第に心が揺れ、、、。


子の幸福を願う親の気持ちは、いつの時代でも、そして、どこの国でも同じ。
だからこそ、ラストシーン間近で示したアディティの父ラリットが、姪にセクハラを繰り返していた義兄への、家長としての決然とした態度に心打たれる。


同時に、
「結婚生活に嘘はつけないわ」
と、正直に不倫相手との経緯を話したアディティと、そのことに一度は憤りながらも
「親の勧めであれ、街中での出会いであれ、結婚にリスクはつきものだ。(不倫の事実を)隠すことも出来たのに、君は正直で勇気ある女性だね」
と、アディティのすべてを受け入れたへマントの包容力、さらに、結婚式の式場を設営したイベント・プロデューサー、ドゥベーとヴァルマー家の使用人アリスとの恋愛、どちらも感動もの。


画中にあらわされるインドの町中の情景もお見事。
インドに行きたくなったわ。

アイメークのリスク

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(注)2022年12月12日に書いた記事。

 

繰り返しになるけれど、この金曜日と土曜日は、宝塚沿線にある町の百貨店でチーズ・フォンデュのデモを担当した。

その感想をアップする前に、どうしても書きておきたいネタがある。

アイメークに関する事柄である。

 


9月末に両目ともアレルギー性結膜炎に罹患した私。症状を考え、落ち着くまで化粧はファンデーションとブロウだけにとどめておこうと決めた。

眼科で処方してもらった点眼薬の効き目もあり、11月には目やにも充血も痒みもなくなり、

「これなら、シャドウやラインやマスカラも大丈夫だろう」

と、11月8日の仕事にはいつも通りのアイメークをして出かけた。

これが大誤算だった。

 


現場に赴く電車に乗ってまもなくのこと。

どうも瞼のあたりに違和感がある。ムズムズしてしまい、まばたきを連発。それでも痒みを伴うその感覚は治らず、つい手でこすりたくなる。

「メークをしているんだから」

と我慢していたが、限界があり、とうとう指を当ててしまった。

当然、マスカラがとれ、引いたリキッド・アイラインも溶けて、目の付近はグシャグシャ。

結局、乗り換え駅のトイレでアイメークはすべて落とした。

 


すると、まあ、どうでしょ、あんなにひどかった痒みが取れ、ムズムズともパチパチともオサラバ出来たのだ。

「やっぱり、まだ(結膜炎は)よくなっていなかったんだなあ」。

 


その日からおおよそ1ヶ月経った、この金曜日。

「いくら何でも、もうねえ」

と、またお決まりのアイメーク。

今度は異変はおきなかった。

 


もっとも、これを機会に疑問が生じたのだ。

「弱った目にアイメークをしたらよくないということは、アイメークそのものも実は目や目の周辺の皮膚に負担を与えているのではないか。いったい、シャドウやラインやマスカラはどんな成分で出来ているのだろう? そう言えば、娘が〇〇国製のマスカラを使ったら涙が出て止まらなかったと、15年ほど前に話していたっけ。まして、つけまつ毛なんかは装着時に接着剤を使うことだしな、、、」(ちなみに私自身はつけまつ毛はしない。面倒くさいんだもん!)

 


ネット検索をかけてみたら、おお! おお!

アイメーク用品に有害な化学物質はたくさん入っているぞ。

 


さらにその用品を乗せる箇所も注意が必要。大事な目を取り囲む付近の肌はデリケートな性質を持ち、塗った箇所によってはドライ・アイやかぶれの原因にもなるとか。

 


おお!おお!

怖いじゃないの。きれいになるために瞼や目のふちやまつ毛に塗った化粧品がトラブルのもとになるなんてね!

 


もっとも、アイメークのメリットって大きいのね。アイライン1つでも、引くと引かないのとでは、目ヂカラが違ってくるからねえ。

 


今後は、アイシャドウをはじめとするアイメーク用品を買う時もしっかり成分チェックをするとしよう。

 


写真は、言わずと知れたハイビスカス。

実は、この花。化粧品にもなるのだ。

クリスマス近し

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(注)2022年12月11日に書いた記事。

 

9日10日の金曜日土曜日は、宝塚沿線にある某市の百貨店でチーズ・フォンデュのデモ。
売上は、平日の金曜日こそ苦戦したが、土曜日は有名ベーカリーとのコラボがあったこともあり、売上は「大」が3個つくほど。
やはり、味も含めたブランド力は侮れないと、あらためて感じた。


クリスマスが近い。
駅前など、公共の場でも、それ用のイルミネーションが盛ん。
ただ、今年は「節電」を政府が音頭をとって奨励していることもあり、控えめだ。


写真は、阪急宝塚線川西能勢口駅前にてのクリスマス・イルミネーション。

寄り添うと言うこと。2022年の我が体験から考える。

2022年もあと数時間で終わり。


皆さんにとっては、どんなお年だった?

 


我が家の2022年は、夫の大腸がん発病から始まり、入院、手術、と激動の年だった。

幸いなるかな。10時間半にも及んだ手術後の経過は順調で、落ち着いた後は仕事や趣味などの日常を取り戻している。

 


妻の私も、無理のない範囲で働いている(術後の夫のサポートがあるので、どんなに頑張っても、月に10日が限度)。

 


ただ、この件をきっかけに、娘一家をも含めた家族間の絆はより深まったし、病ばかりでなく何事か困難に見舞われた方々への「寄り添い」の気持は実感としてわかった気がする、、、自分はその人ではないのだからその人の悲しみ苦しみはその人でないと本当にはわからない、でも、私はあなたを思っていますよ、あなたのことはいつも気にかけていますよ、あなたの幸せを願っていますよ、と寄り添うことは出来る。

 


このことだけでも、天は貴重なことを教えてくださったのではないかと。

 


皆さん、今年一年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えくださいませ。

何年ぶりかで湖北(滋賀県北部)地方で仕事〜ころなかの爪痕。

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(注)12月7日に書いた記事。

 

今日は、湖北(滋賀県北部の呼称)方面で仕事。少なくともコロナ禍発生以降には、この地にある店舗にはどこへも訪れていないから、ざっと3年か4年ぶりか。

 


京都からJRで北上していくと、近江八幡を境に窓枠を流れる風景が微妙に変わる。どことなく北国がかったモードになるのだ。

さらに、長浜を境にもう一度変わる。空の色も木々の形も立ち並ぶ家々の様相も、がぜんカントリー度を増す。

 


ショックだったのは、かつては今日の現場にテナントとして入っていた飲食店が、ハンバーガーショップその他2軒をのぞき、軒並み撤退していたことだ。

コロナの爪痕がいかに凄まじかったか、このことからもうかがえる。

 


写真は、最初のターニングポイントとも言うべき近江八幡近くまで来たところで撮った、窓からの景色。

 

夫の障害者手帳交付、認められた。

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(注)12月6日に書いた記事。

 

昨日、直腸と膀胱のダブルストーマとなった夫が申請していた、障害者手帳交付が認められた旨の封書が、役所から届いた。


11月2日に書類提出してから、おおよそ1ヶ月経っての交付。
手術を受けた病院側からも
「申請して、最低で2ヶ月はかかる」
と聞かされていただけに、予想外に速い交付には、大喜び。
これで、少なくとも、ストーマ代は補償の対象となりうる。


だって、繰り返すけれど、我が家みたいな自営家庭、すなわち国民年金だけの家庭では、支給される年金を考慮しても、ホンマ、ストーマのパウチの費用ってバカにならないんだもん。


あとは、民間の保険会社に医療保険請求するための手術証明書ね。
これが、入院手術した病院の事務員の弁によると、3週間以上も前に提出しているのに、
「先生(執刀医)に書いてもらっていません」
と、未だこんなことを繰り返すのよ。


何よ、これ?
そりゃ、外診やら手術やらで忙しいんだろうが、早く書類を準備してもらわないと、年末年始で何かと金がかかることではあり、生活に響くやん。


12月は、何だかんだで、10日仕事が入った。
一区切りつく年明けの半ばにはゆっくりしたいわ。

私は病気ではないのだけれど、ストレスがあるのかしら、アトピーがひどくなり、血圧がまた高くなってきている。
ヤバいわ。


写真は1番下の孫。