我が書き進めているフィクションの各シーン書き(詳細プロット)。
はい。本日の午前を持ち、完成しました。
予定より1日早い。
いくら映像として脳裏に勝手に流れてくるとは言え、それを具体的に文章化し、登場人物のセリフまで記録するのは、そう容量があるわけではない我がアタマには時にしんどく、やたら眠かった時期があった。
楽しかったことには、間違いないんだけれど。
とにもかくにもストーリー終了。
これから、時系列など、細かい部分を修正し、「読める文」として、まとめていく。
これをどうするか。
それは、次の課題。
ある意味で、我が企画物の中の一つの物語だから、文学賞に応募するとか、そういうことは考えていない。
それに文学賞応募となるとそれなりのマーケティング(戦略)も必要なんだが、それをすると、フィクションを書き始めた我が目標とズレてしまうやね。
私がフィクションを書いたのは、第一にこのデモンストレーター(マネキンとも言う)と言う仕事を皆に広く知って欲しかったから。
ブログはとうに開設していたけれど、残念ながらブログでは限界があるので、どうしても物語化しなければならない。
ところが、物語を作ると、それはそれで物語の中に私たちの仕事が埋もれてしまう。
何とかならないかと、悶々としていたら、滋賀県中部のローカルスーパーに仕事に行った際に乗ったタクシードライバーとの会話で、ハッと閃いた。
「これを応用したら、デモンストレーターをしている私にしか書けないスタイルで、したがって私たちの仕事も読者にわかる形でイケるかも知れない」
と。
でも、なかなか実用出来なかったな。
今回、16年前に大型スーパーで出会ったネグレクトされていたあの子のことが突然よみがえり、
「あの子、成人しているだろうが、どんな大人になったかな?」
と想像していたら、勝手にキャラクターが出来、ストーリーが動き出し、すうっと進んでいったのは、天が采配してくれたのと、仕事を通じて出会ったたくさんの人々のおかげだろう。
繰り返す。
人の数だけ、ドラマがある。
プラス、我が創作のちょいとネタバレになるが、、、作中に、作家になりそこなった(?)男性が登場する。
この彼。しかし、副主人公を通じて主人公に美味しいパンケーキの作り方と人間をも含めた生物としての在り方を意識的ではないにせよ教え、主人公はそれを周りに伝えていき、そのことが連鎖して、、、なのだ。
後世に残すのは、カタチとして残るものだけでなくてもいい。
味覚とか、思い出とか、そういうものでもええやん。