報告書のファクス送信

昨日から3つの案件で、3日続けて現場に立つことになった。
うち、一つの案件は、業務終了後、翌日の午前中までに所属するら派遣会社に報告書をファクスすることを義務づけられている。

多いんだな、こういうの。
そのたびに思う。
「報告書を直ちにファクス送信なんて。そう簡単に言うなよ」。

率直なところ、デモンストレーターにとって、仕事が終わったその日、あるいは翌日でもその午前中にファクスを送ることは、かなりの負担である。
冷蔵庫のような場所で何時間も立ち仕事をするのだ。その晩は休みたいのが大本音。報告書なんか書きたくない。
なのに、ファクス送信期限が最大でも翌日の午前中までにとなると、そうはいかない。

不思議なのは、報告書のファクス送信を急がせるところに限って、その報告書が細かいことだ。
実に些細な事柄まで記入を要求する。
さらに、その記入する部分を作るためか罫線の幅が狭く、書きづらい。
メーカーやエージェンシー、派遣会社によっては、「日報」「経費精算書」「レシート貼り付け表」と三種類もの書類を書かないといけないケースもあり、当然ながらメーカー名や店舗名、日付、こちらデモンストレーターの名前などを3回書かないといけない。
これが、何ともないようで、急いでいる時はとてもまだるっこい。手もだるくなってくる。

仕事仲間の一人は、首をかしげる
「翌日翌日とワイワイ言うけれど、例えば土曜日にした仕事の報告書を翌日の日曜日に派遣会社にファクスしたところで、肝心のメーカーは休みやから会社は受け取ってもしゃーないやん。やのに、どうして? 月曜日にファクスしてもええんとちゃうんか?」。
同感。同感。
彼女は続ける。
「仮にどうしてもそうせなあかんのなら、報告書のフォームをもっと簡単にしてくれんと。あれ、まともに書いたらけっこう時間かかる。やけど、私ら、そのぶんのカネはもろてへんがな」。
ますます同感。同感。

「報告書を直ちにファクス送信」と「強制的に」求めるメーカーやエージェンシー、派遣会社の方々、少し考えてくれませんか?