今日、7月10日は、納豆の日。「7」と「10」で「な」と「とお」と読めるところから命名され、試食販売の世界でも、納豆を使った、和洋中の個性的なメニューから果てはおやつまで提案されたものだ。
中には、首をかしげそうなケッタイなメニューもあったけれど、納豆は、意外や守備範囲が広く、しかも応用メニューの方が納豆独特の匂いや食感が気にならなくなる場合も多いせいか、提案メニューのほとんどは好評だった。
「ご飯に納豆」の王道をのぞけば、納豆を使った人気料理ベスト5は、次にあげる5種。
1、納豆とツナのサンドイッチ。
納豆、ツナ、オニオンスライスをマヨネーズであえ、サンドイッチの具とするもので、オープンサンドでも美味しい。
小さな子どもや外国人にも受ける。
2、納豆カレー。
カレーのトッピングに納豆を使う。カレールウの風味で納豆が苦手な人でもパクパク。
3、納豆汁。
味噌汁に、辛子とタレをのぞいた納豆をよくかき混ぜ、入れる。味噌汁のボリュームが増し、納豆の匂いも消える。
4、納豆キムチ。
辛子をのぞいた納豆にキムチを入れ、よくかき混ぜるだけ。ゴマ油を少量たらし、ネギの細切りや煎りゴマをミックスすると風味か増す。
5、納豆パスタ。
味付けは納豆のタレと麺つゆ。刻み海苔をまぶすと美味しさアップ。
あと、ザル蕎麦にトッピングしたり、納豆とピザ用チーズを混ぜて食パンに乗せて焼く納豆チーズトースト、ゴマ油が香ばしい納豆チャーハンも評判。
この仕事をはじめた2004年。ネット上のとあるサイトに
「寿司がsushiになり、豆腐がtofuになったように、納豆もnattoになるか?」
と書いたことがあったけれど、時の推移で
「納豆がnattoに」
なった現在(英語圏ではsoy cheeseと呼ばれるらしい)納豆メニューはまだまだ多彩になっていくことだろう。
なお、納豆を使ったおやつ、例えば納豆パンケーキもお客様の感想は悪くなかった。
納豆は糖分ともマッチするのだ。
写真は、その納豆(Wikipediaより)。