1枚のアートが緊張を解き、疲れを癒す〜病院や階段の踊り場で。

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(注)7月21日に書いた記事。

 

昨日に病院に行ったら、混んでいること、混んでいること。
きっと、月曜日が祝日で休診だったので、本来その月曜日に来る患者さんをも含んでいたからなのだろう。


それにしても私、病院というところがほとほと苦手みたいで、何科を受診しても待合室にいるだけで緊張状態になり、時に気が重くなってくることがある。診察を受ける前から症状がより悪化してくる感じ。


幸い、昨日の病院の待合室には花を描いたパステルカラー調の水彩画が何枚か飾ってあり、それを眺めることでだいぶ気持ちを落ち着かせたけれど。


そう言えば、滋賀県中部にある某大型店の階段の各階踊り場にもそこの地域を描いた水彩画が配置され、立ちっぱなしの足で階段を登らなければならない疲れを癒してくれたものだ(その店は試食品は社員食堂で作って売り場に運ぶ決まり。で、その社員食堂が5階にあるのね。人だけのだけのエレベーター使用は禁じられているから、5階まで徒歩。けっこうキツい)。


アートの力を侮ってはいけないと、こういう時、切に感じる。ややもすればアートは特別な存在だと、特にここ日本ではとらえられがちなのだけれど、アートも本来は人の心の現れなのだから、基本的に生活に密着しているものだ。


写真は実際の花。育てているのは、市(まち)のボランティアスタッフ。
画家は、どう描くだろう。