セカンドオピニオンを受けた結果、納得してがんの手術を受けます。

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(注)8月24日に書いた記事。

 

セカンドオピニオンを受けた結果、自分でも納得のいくアドバイスを得られた夫は、ついに手術を受けることとなった。
日時は、恐らく9月下旬。
執刀医からは、
「その日までに手術に耐える体力をつけておいて下さいね」
と言われた。


もっとも、この体力は手術しない道を選んでも必要だわなあ。
がん自然療法の書籍で、
「入浴し続け、その合間に玄米食を食べ、それだけで婦人科系のがんを治した」
と語る人の体験記を読んだことがあるが、温泉療法というのも公に認められているから、これは本当の話だと思う。


ただねー。
皆さん、玄米食はさておき、一般にお風呂に長時間入るのはかなり疲れる行為だと思いません?
つまり、くだんの彼女はそのことに耐えられるだけの体力を、年齢的にも持ち合わせていたのだ。


理論の上では間違っていなくても、いざ自分の身に照らし合わせてみると、実際には不可能なこと、この世にはある、、、残念ながら。


なお、体調不良に悩まされる時でも、夫はろくろをまわすことと苔玉を作ることは毎日欠かさなかった。
聞けば、土を使って何かを作っていると痛みがやわらぎ、時に我を忘れるんだそうな。
なるほど、土から芽を出した草を煎じた漢方薬が身体にマッチする理由もそこいらにあるのね(よって、夫は手術は受けても、その後の抗がん剤治療や化学治療、及び放射線治療は拒否するつもりでいる)。


数多くの優れた紀行文を執筆したイギリスの探検家、イザベラ・バードも、ある医師に勧められた転地療法を繰り返しているうちに丈夫になり、病弱ゆえにあきらめていた結婚も手に入れた。


人は1人1人違う。
何療法でも、自分に合った治療を受けたら良くなる可能性は、誰しもが持っているだろう。


写真は、真ん中の孫に陶芸用の土で粘土細工を教える夫。