ご当地ものを扱う業務。

今日は、滋賀県内陸部にある某スーパーで、岐阜県の郷土料理の一つ「ケイちゃん」のデモ。
ケイちゃんとは、一口大に切った鶏肉を味噌や醤油などを調合して作ったタレに漬け込んだもので、そのまま、主に野菜と一緒に焼いて食べる。

岐阜県には仕事で何度か訪れている私だが、これは知らなかった。
試食を提供する前に自分で味見をしてみたところ、やや濃厚な味で、そこがごはんと実に合う。
焼くスタイルの他、鍋でも試食に出し、
「タレが鍋汁と溶け込んでまろやか」
と、ダブルで好評だった。

後は価格かな。一般庶民の感覚では、ぶちまたれば、少し高い目。
もっとも、パッケージをもっと郷土色豊かなデザインにして土産物っぽい雰囲気を加えたら、それは十分にカバー出来ると思う。

子ども時分から郷土料理に関心があり(元々「土着っぽい」食材が好きで、いわゆる「年寄りくさい」メニューをよく食べるタイプだった。プラス、地理が得意で、食べ物をも含めた地方文化に興味深々だったのね)、仕事でいろいろな土地を訪れるたびに、その他の美味しいものを探している私にとって、こんなご当地ものを扱う業務は、とても楽しい。

写真は、今日の現場近くで撮ったもの。
まことにのどかな、地方都市の風景である。

イメージ 1