家族

現代人は食べ物にも肌にも栄養を摂りすぎだ。

糖分厳禁の夫の治療食を四苦八苦しながら考案し、それに付き合っているうち、あらら、私までもが以前ほどには糖分を欲しなくなってきた。 まあ、もともとアルコール常飲者ということもあつてか甘味はデザートやおやつにほんの少しとるだけで満足するタイプだ…

厳しい食事制限はあっても旅は出来る、国内でも海外でも。

この4月から京都と高野山を結ぶ直通高速バスが開通。来月か再来月、これを利用して夫と2人、高野山を訪れようかと思案している。宿坊付きで1泊2日の予定。 ぶっちゃけ、電車を乗り継ぐよりずっと楽に行ける。何より、宿坊なら食事は精進料理だから夫の病にも…

病に打ち勝てるのは、希望が持てるかどうかにかかっている。

早いものだ。夫が癌を告知されてから、明日で1ヶ月になる。 妻の私も、ようやく厳格な制限がある食事作りをはじめとする夫のケアと仕事のバランスが取れるようになり、一息ついているところだ。 それにしても、かつては非告知が当たり前だった癌が告知に変わ…

闘病中の夫と大喧嘩〜眠れない夜

心身共に疲れているのに、眠れない。 困ったものだ。 何をどうやっても眠れない。 こういう時に限って、酒を飲んでもますます頭か冴え渡るんだな。 プラス、加齢で胃腸が弱り、アルコールにめっきり弱くなっている。 それでなくても、この時間から飲めば翌日…

外に出ることは、小さな感動を見つけることでもある。

2日間の連続仕事が終わった。 ひんやりした場所での立ち仕事はそれだけでこたえるし、生鮮である関係上、積極的な声出しもしないといけないのだが、相応の稼ぎにはなった(私が登録しているデモンストレーター派遣会社4社は、いずれもギャラ面では恵まれてい…

自分が辛いと人にも優しくできない。

今日から2日連続で仕事。 そろそろ、私の方も仕事を考えないといけないのかも知れない。4月の仕事数は派遣会社2社から打診された農産関連の推奨デモンストレーションが10日で、年齢を考えればこれは妥当な数と言えるが、コロナ前まではどんなに少なくても月…

小規模自営業の場合、妻が専業主婦でいるのはリスクが高い。

一昨日の記事で、 「自営業の場合、その事業主が闘病生活に入ったら、家庭も仕事もどうなるのだろう?」 なる意味合いの一文を書いた。 今日はそのことについて私見を少し。 実は、我が実家も父は自営だった。請け負いで社寺建築の復元や修理を手がけていた…

ある熟年離婚。

十数年前の真冬だったか。 大阪府中部の某スーパーマーケットにて3日間キムチ鍋の宣伝販売を担当した際、隣り合わせの売り場でポン酢をデモンストレーションしていた他社のデモンストレーターが熟年離婚者だったことが、昼休憩のお互いの何気ない会話からわ…

難病を患った家族にも「逃げ場」は必要だ。

やらなければならないことは山ほどあるし、そのつもりでいるのに、カラダとココロが追いつかず、どれもこれも中途半端なままで終わり、結局は何1つきちんと出来ないオフデイに苛立ち。 最悪、支えになっているブログ以外のSNSをお休みすることも視野に入れて…

夫源病〜夫婦は人生の戦友。失うのは寂しいよ。

明日から仕事が詰まっているので、野菜をネギ1本から農薬除去とかやっていられないため、昨日、河原町にある自然食品店で野菜を買ってきた。 店内には、野菜に限らず、出汁などの加工品も含めた有機食品がたっぷり。うまく利用しようと思う。 とは言え、値段…

良くも悪くも、これが人生。

この写真から2年経った。夫に抱かれている末っ子は、今年3歳になる。 語り尽くせないほどの夫婦の物語があり、でも孫3人が健やかに育っているのを見て、「あ、この人と結婚してよかった。そういう運命だったんだ」と、心から思うようになったとたん、今回の…

砂糖もみりんも不可で、無農薬有機野菜を使うがん自然治癒治療食は、作り手に負担がかかるよ。

(注)昨日に書いた記事。 大腸がんの治療を、手術も抗がん剤も放射線治療も、もちろん化学療法も拒否して、東洋医学と伝統医学と民間療法のミックスで治すと決意した夫。この治癒法。厳格なルールが、食事にも生活にも存在する。 例えば、野菜は完全無農薬を…

自分の中の「治したい気持ち」が病への抵抗力を増す。

夫の大腸がん告知からまる1週間が過ぎた今日。たった7日しか経っていないのに、我が感覚では7ヶ月経ったような気がする。 他県で家庭を持ち、3人の子のワーキング・マザーとして奮闘している娘ともLINEで連絡を取り続けた結果、基本的な部分では「療法には関…

罹患した人の気持ちに200%寄り添うことは、すべてその人の言いなりになることではない。

ガンを告知された夫が傾倒する自然療法家がとなえる食事療法は非常に厳格で、例えば、野菜は無農薬の有機野菜でないといけない。ネギやシソにいたるまで。 タマネギや人参はよく使うから無農薬ものをネットでまとめ買い出来るが、大根とかキャベツはそんなわ…

のっけから否定しない。まして、自分と異なる意見をとなえる人の人格まで否定してはいけない。

今にして振り返れば、身体が疲れやすくなっていたのだろう、きれい好きな夫が些細な汚れやゴミでイライラするようになったのは、昨年の暮れあたりからだったっけ。 ガン告知から6日。その傾向は加速している。 告知されて2、3日目までは、ガンと闘ってやるぞ…

あとになってわかってくる、大切なこと。

「俺の大事な肛門をとるなんて、とんでもない。オナラも出来へんやんか。医者は悪くなったところをすぐに取って、後始末をすれば終わりだと考えている」 と、手術はおろか、抗がん剤や放射線などによる治療すら拒否し、食事・生活様式その他の改善と自然治癒…

罹患した人の気持ちに200%寄り添う。

夫が進行性大腸ガンにおかされていることを告示されて2日経った。 他県で家庭を持っている娘ともLINEを通じて幾度も話し合った結果、手術はもちろん放射線や抗がん剤による治療も拒否して自然療法に賭ける夫の気持ちに200%寄り添うことにした。夫から与えら…

孫たちのじいじで、まだまだいて欲しい。

夫の最終的な診察結果がわかった。 進行性大腸ガン。医師の話では、肛門近くに潰瘍でポコポコになった、かなり大きなポリープが1個出来ており、他の部位に転移している可能性もあると言う。しかも、あまりに肛門に接近しているがゆえに、もしガン切除の手術…

山菜もアクを抜かない〜アクも風味のうち

3月22日に大腸検査を受けた結果、肛門近くに多くのポリープがみとめられた夫の最終報告が、今日ある。すなわち、良性か、悪性(ガン)か。 夫は、悪性だと判明したら、治癒率95%と言うガン患者の会に加入し、徹底した玄米菜食をすると語る。 もう本人に任せよ…

小学校の専科教員。

今日から別の小学校に勤める娘。今度は音楽専科で担任は持たない。元々は中学校の音楽の先生になるコースで学んだ(小学校教員免許は副免で取った)ことが考慮された? ところで、音楽に限らず、美術や体育でも、専科の先生が教えた方が生徒にとっても絶対にい…

とても辛い、身近な人が辛そうにしている姿は。

野菜の皮や根などをストックしておき、酢で農薬除去した後、30分から40分、とろ火で煮込んでとるベジロス。 今日、どうしたのか? 大事な野菜のエキスを、ハッとする間に捨ててしまった。一瞬の出来事。こんなことは初めてだ。やっぱりストレス? 身近で大事…

どんな夫婦にも別れは必ず来るものだしな。

旦那の肛門近く、すなわに直腸に出来ている無数のポリープ(デキモノ)が良性か悪性か。それがわかるのが、4月5日。 旦那は「仮に悪性でも、自然療法でガンを克服した人を何人も見てきている俺はたじろがない。抗がん剤に頼らず、自分で治す」と断言している…

ヴィーガン5回目の感想。

さて、この土曜日は、ヴィーガン(完全菜食)5回目。 快適でございますよ。 とは言え、65歳で週に1日だけヴィーガンをしている老婆の私でさえ、ヴィーガンデイの翌日には、普段は食べないウインナーや親子丼やフライなんかが食べたくなる。 ぶっちやけ、昆布と…

1番下の孫が成人するまで健康体で生きていたいもの

ここ2ヶ月ほど腸の調子が悪かった夫。今日、検査が終わった。肛門に近い直腸にたくさんたくさんのデキモノ。つまりポリープ三昧。 ポリープ。私も腸に出来たことが2度ある。大阪時代と山科時代と。どちらも血便で気がついた。 血便と言っても、ほんのちょっ…

大きくなったね、この子も(真ん中の孫)

(注)3月18日に書いた記事。 真ん中の孫(5歳)の生活発表会にて。 「24匹のねこ」を熱演。

夫とはいろいろあったが、孫たちを見ると、この人と結婚してよかったと思う。

「週Iヴィーガン」を実施して3回目の私。訳あって夫も実施することに。 結婚して今年は41年目。ライブハウスでのヒッカケで知り合い、いろいろあったけれど、可愛い3人の孫たちを見ると、彼と結婚してよかった、いや、その運命だったと心より思う。

2歳児以上はマスク着用が望ましいと発言したお偉方は、実際に子育てをしたことがあるのか?

「ホンマ何考えているんだか」8歳、5歳、2歳と3人の子どもを抱えつつ小学校教師として働く娘の怒りはおさまらない。「2歳以上の園児はマスク着用が望ましい、なんて、これを公に推奨した厚生労働大臣と全国知事会長は、実際に手を汚して子育てをしたことがあ…

幼児にマスクをさせるリスクは?

オミクロン株の勢いはとどまることがないが、幸いにも、真ん中と1番下の孫の休園は3日で解けた。「よかった、よかった」と、娘。「旦那のお母さんは高齢で5歳と2歳の活発な子ども2人をみるのは難しいし、京都のばあば(私のこと)に毎日2時間半もかけて来ても…

休園となった孫たちの守りに〜マスクを忘れてしまった。

一昨日の2月2日。オミクロン蔓延で休園となった真ん中の孫と1番下の孫の子守のため、共働きの娘宅へ。片道2時間半かかる上、婿の出勤時間までに着いていないといけないから、こちらを早くに経たないといけないのだが、何としたことよ!断じて干支(酉)負けし…

お中元お歳暮を考える その2

(注)2021年12月9日に書いた記事。 お中元お歳暮についての話題を続ける。 ものの本によれば、「お中元は半年間お世話になったお礼も兼ねてのご挨拶」であり、「お歳暮は1年間お世話になったお礼も兼ねてのご挨拶」なんだそうな。よって、「恒久的に交流が続…