家族

難病をケアする家族のメンタル。

(注)9月12日に書いた記事。 いかん。メンタルをやられてきている。 親や夫などが、がん、脳梗塞、心臓病、うつ病その他の病を患ったことがある友人や知人、仕事仲間からは 「完璧をめざしすぎないように。でないと、(病んだ)本人もケアする側もどちらも参っ…

妻が療養食が必要な病気になった時、夫や家族はどうする?

(注)9月9日に書いた記事。 以前に書いた。仕事を通じて出会った、舌がんのご主人を支える奥さんのこと。 その献身的な姿には感動したが、その時点でも、意地悪いかも知れないと思いつつ、ふと、こう想像した。「これが逆だったら?」と。 がんに限らず、他の…

消化器系がん患者の便臭から考える

(注)9月7日に書いた記事。 消化器系癌を患った人間の便は独特の臭いがする。このことに気付いたのは、いつだったか。 便の悪臭と言うより、何とあらわしたらよいか、ズバリ、すえた臭いなのだ。ちょっと、ドブ川がかった、、、そんな臭い。 それでも、どんど…

人生の目標を持つ人は強い〜小さな日々の目標から。

(注)9月7日に書いた記事。 予期せぬ出来事から視力や聴力を失ったり身体のどこかに障がいを抱えてしまったことで、いわゆる通常の日常生活が困難となるも、周囲のサポートと自身の発想転換、および創意工夫により、「山」を超えた人はいる。そういう人は、マ…

治療は受ける側が納得してこそ。

(注)9月6日に書いた記事。 夫、けっきょく大学病院に転院することとなった。 恐らく遠からぬ日に手術することになるので、また当面は「検査、検査」の日々だな。 並行して、セカンドオピニオンを受けた診療所も訪れた。所長は、以前の記事でも述べたように、…

人生、一寸先は闇〜がんから陽転思考を考える。

一難去ってまた一難。 夫の大腸がん。幸いどこにも転移はしていなかったのだが、がんが出来た場所が場所(肛門近く)だけに、その至近距離にある前立腺を浸潤している可能性が高く、私も眼病でお世話になっている大学病院での精密検査を受けることとなった。 …

がんの手術、入院〜経済面から〜あまり深刻にならないでおこう。

(注)9月3日に書いた記事。 眠れない。困ったものだが、流れにまかそう。こういう時は、眠ろう眠ろうとすればするほど、気持ちとは裏腹に目が冴えてくるのが常。 もちろん、アルコールは厳禁。これも、こんな状態で飲むと、酔えないどころか、逆に頭が変にシ…

有機野菜を前に蘇る、かつての縁談。

(注)9月1日に書いた記事。 今月から有機野菜の宅配を頼むことになった。 がんを患った夫の健康に配慮し、4月から食材はすべて有機物にしているのだけれど、自然食品店は遠いし、一般のスーパーなどで買った野菜を酢水に漬けて農薬除去する手間も億劫に感じら…

女の友情はハムより薄い?〜というわけでもないんだろうが。

(注)8月31日に書いた記事。 自分、もしくは大切な家族、又はそれに準ずる人が、一般認識で「重篤な病」になったら、、、? ここで、我が体験を明かす。 面識もあり(1人は小中の同級生、もう1人は社会人になってからの趣味仲間)、途切れ途切れながらも、○十年…

転移していなかったがん。

(注)8月30日に書いた記事。 大腸がんを患った夫。手術のための第一弾の検査を今日受けたが、幸いにも転移していなかった。 心よりホッ。 それを伝えた娘からすぐにメール。 「来春、小学生になる真ん中の子はもう決まったランドセルを背負って京都のじいじば…

夏の終わりの腹痛

(注)昨日、書いた記事。 夜半に突然目が覚めた。「痛い」。胃が攣っているのが、はっきりわかる。その都度、盛大な汗。時が時だけに簡単には病院にいけないから、夏布団をぎゅっと握り締め、歯をくいしばって何とか耐えるが、思わず声が出る。 振り返れば、…

普通のスーパーでも、無塩や無添加、有機ものを扱い、専用コーナーを作ってくれたら。

もう10年近く前になるか。京都府内の某店で無塩麺と減塩つゆの宣伝販売を担当したことがある。 「塩分過剰摂取が問題になっている昨今。さぞ売れるだろう」と思いきや、さっぱり。試食品の味の評判も良くない(正直に明かしてしまうが、トッピングの鰹節でご…

セカンドオピニオンを受けた結果、納得してがんの手術を受けます。

(注)8月24日に書いた記事。 セカンドオピニオンを受けた結果、自分でも納得のいくアドバイスを得られた夫は、ついに手術を受けることとなった。日時は、恐らく9月下旬。執刀医からは、「その日までに手術に耐える体力をつけておいて下さいね」と言われた。 …

それががんです。

(注)8月23日に書いた記事。 8月21日。西大和(奈良県西部)にある大型店での仕事を終え、行き同様に2時間半かけて帰宅。 キッチンのテーブルに座っていた夫を一目見るなり、「え?」と、目を見張り、ついで茫然とした。 たった1日で、別人のように弱った夫がそ…

身近にいる大切な人が少しずつ弱っていくのは、自分の病より辛い。

(注)8月21日に書いた記事。 これは、8年前の2014年の今日、奈良県橿原市にあるAコープ(昔の農協ね)に、エバラのプチット鍋を宣伝販売する仕事に行く途中で写した写真。 ふと、感傷にふけってしまった。我がささやかなプランターのこと。 昨年と違い、今年は…

療養食が必要な家族がいる場合、連続遠方勤務は無理。

(注)8月20日に書いた記事。 明日は仕事。歩く距離を入れれば片道ざっと2時間半はかかる、奈良県の某大型スーパーに行く。 問題は夫の食事。以前にも記事にしたとおり、高校生の時から自炊かつ飲食店の厨房でアルバイトをしていた夫は料理はお手のものなので…

高血圧対策

(注)8月17日に書いた記事。 久方ぶりの内科検診(血圧)。 盆明けの影響か? かなり強い雨が降っている天候にもかかわらず、診療所の待合室は人だらけ。コロナ第7波が猛威を振るっている昨今。問題ないんかいな、こんなに密集していて。 夫がセカンド・オピニ…

セカンド・オピニオン その2

(注)8月16日に書いた記事。 セカンド・オピニオン。この単語を耳にしたのは、今から10年ほど前のことだったか。 当時、住んでいた地域で親しくなったご近所のご主人が、その朝たまたま夫と共にした散歩の雑談がてら、こう漏らしたそうな。「俺、健康診断でひ…

You Gave Me a Mountain.

(注)8月10日に書いた記事。 個人的に定めた「夏休み」に入って、1週間と少し経った。 元々8月は、2月と並び、仕事が少ない月。これはコロナ以前からの現象で、娘が大学生だったり、夫が事業でこしらえた借金の一部を私も背負ったり、親戚間で互いの子どもた…

疲れた〜休もう

明日からまた連続仕事。 と言っても、7月はわずか4日しか仕事が入っていない。夫の療養、それに付随しての妻の私の健康問題に障害が生じたからだ。少し休まないと共倒れになる。 家族に病人や介護人がいると、大袈裟でなく、1日中家事に追われると言ったのは…

たった1人の子どもを得たことは、人生最大の喜び

(注)7月6日に書いた記事。 夫ではなく私の健康上の理由で、しばらくブログをお休みしてしまった。 梅雨明けと同時に列島を襲った、ただならぬ暑さ。 何なんでしょうね。地球温暖化の一言では済まされなぬ異常さがある。 急激な気温の変化に身体がついていか…

いろいろ。定年まで働いた旦那さんの気持ちもわかってあげましょう。

(注)6月24日に書いた記事。 来月と来来月の7月と8月。仕事のオファーはあるのだが、どうしようかと。 と言うのは、旦那の大腸ガン告知後も、まあ、なんとかやってきたが、ここ数日、突然襲う目眩が止まらない。 貧血? いや違う。目眩の種類でわかる。 振り…

介護や看病の本質は、それを担う側の自己犠牲を美談にする風潮の中に隠されてきた。

(注)6月18日に書いた記事。 今日からまた連続仕事。 夫の病に気をとられ、我が健康の方はほったらかしになっている。 これ、ダメだわ。意識して注意しないと。 介護や看病の問題って、そのむかし八代亜紀が歌った「ともしび」の歌詞にうかがえるように、介護…

地雷を踏んではいけない。

(注)6月9日に書いた記事。 登録派遣会社4社のうち、1社から仕事が入ってきて、今月も仕事日は10日。 先月、及び先々月と同じ。 夫の療養サポートがある現在、これくらいでいいのかも知れない。 ちなみに、先だって我がズボラさを几帳面な夫にきつい口調で指…

スカスカでユルユルのレシピは困る。

(注)6月6日に書いた記事。 試食があった頃、我々デモンストレーターにとって困ったことの1つに、材料、主に調味料などの分量を、「カップ◯杯」だとか「□□大さじ半」だとかの具体的な数値でなく、「適当に」だの「気持ちだけ」だの、曖昧な語句を多用したレシ…

家族の食事療法〜自分もそれに合わせる?

(注)6月6日に書いた記事。 4月5日に夫が進行性大腸がんであることを告示されて、今日で2ヶ月。療養生活の一環として厳しい食事管理が要求されることは、これまで幾度となく繰り返して述べてきた。 家計の都合もあり、それに付き合ってきた私。もともとネオベ…

きれい好きから逃げる。

(注)5月31日に書いた記事。 某、配偶者が重篤な病を患った体験を持つ人から、メールをもらった。 「(罹患した人から)当たられたら同じ土俵にあがらず、仕事なり趣味なりに逃げましょう」と。 ううむ、、、。 夫と揉めるのは、いつも、掃除や整理整頓。几帳面…

家族の治療食によるストレス。感じたことがある人はいますか?

(注)5月25日に書いた記事。 本当は、大好きな酒も断ち、癌と闘っている夫を励まさないといけないのだろう。なのに、それが出来ない私は、堪え性のない、自己中な悪妻なのだろう。 夫の体調には波がある。先週の水曜日は、全身の倦怠感が半端ではなく、階段も…

大切な人が辛そうにしているのを見るのは辛い〜善意ではあってもDMでの療法紹介はやめて。

(注)5月20日に書いた記事。 FB上にある癌グループに、糖分について質問投稿したところ、メッセンジャーによるDMが届いた。 ああ、これで、何通目か。 その内容は、投稿文からもうかがえる「紳士的」な彼の配慮を重んじ、ここでは明らかにしない。これも、今…

昔は、みんな、自然主義でオーガニックな暮らしをしていた。

先だっての記事で、 「自然主義やオーガニックは、それ自体は決して悪いことではないのに、露出が過剰と言うか周囲にアピールし過ぎると、SNSでもアナログでもウザいと敬遠されてしまう」 と書いた。 その流れで 「どうしてそう思われてしまうのか?」 との…